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ファティプールシクリ
アグラ西郊の岩山に残る廃都、世界遺産ファティプールシクリ。
聖者の予言からアクバル大帝が男子を授かり、それを記念して遷都された都。
しかし、水不足や猛暑などの理由からわずか十余年で廃都となってしまった王都。
現在も傷んだところも少なくそのままの姿が残っています。
ファティプールシクリ
ここはアクバル皇帝の城跡です。
世継ぎになかなか恵まれなかったアクバル皇帝ですが、ここに住む聖者の予言通りに男児を授かりました。
これを祝し1571年にこの地に遷都しました。
しかし水不足と暑さが原因でわずか14年後には廃都に。
そのため保存状態はよく、赤い都城は巨万の富と権力が生んだ跡地であると言えます。
1986年に世界遺産に登録されました。
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