インド 各地域情報 ジャイプール
ジャイプール
砂漠の国、あるいはローズピンクシティとよばれるラジャスタン州の首都ジャイプール。
多くのたてものがローズピンクの砂岩でできています。ひときわ目立つピラッミッド型の五層からなる風の宮殿や星好きの王様が建てた18世紀の観測儀ジャンタル・マンタル天文台が有名です。郊外の丘にそびえ立つアンベール城は18世紀ごろまでは都として機能していました。
鏡宮殿とよばれるシーシュマハルなど見応えがあります。
徒歩または象のタクシーで入口まで登ります。
強固な砦の中にも幾何学的な庭園や美しい宮殿がみられます。
風の宮殿
シティパレスの東側、バザールの大通りに面している。かつて宮廷の女性たちがここから街を見下ろしたという、彫刻を施したテラスがびっしりと並んでいます。
正面から見た大きさと比べ奥行が非常に浅い不思議な造りをしています。
窓は手前に張り出して見るからに風通しのよさそうな宮殿です。
アンベール城
ジャイプールから北東へ11q。
ブーゲンビリアなどが両脇に咲く道を走り抜けるとアンベール城が見えてきます。
丘の上の巨大な城の建築が始まった16世紀にはアンベール王国の首都でありました。
見学する際、名物となっている乗り物である象のタクシーは1頭で4名まで乗せることができます。
乗り場は城への道沿いとなります。
ジャンタル・マンタル
ジャイプールの街を築いたジャイ・スィン2世は、天文学に造詣が深い人でした。
彼はペルシアやヨーロッパの書物を集め、中央アジアのウルグ・ペグの天文台なども参考し、ムガル皇帝の許しを受けて。
インド各地に天文観測儀を集めた天文台を造りました。特にこのジャイプールのものは巨大で観測儀も多く有名です。
現在見られるのは1901年に修復されてものです。
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