モンゴルの馬
小柄でおとなしく、のんびりとして神経の太いモンゴル馬が多く、初心者の方でも落ち着いて接することができます。
馬は生き物です。馬を知り、馬に親しみをもって接することが重要です。
自分を守るため馬も噛んだり、けったりすることも。
いたわりをもち、乗馬ライディングのルールを守る必要があります。
モンゴルの馬たち
モンゴルでは去勢馬『モリュ』は騎乗のために調教されます。
乗馬ライディングでもこの「モリュ」に騎乗します。
子供を産み乳で育てる雌馬「グー」は騎乗馬としては使用せず、大切にされます。
この乳から馬乳酒などを作ります。
馬群のリーダーは種牡馬で「アズラガ」と呼ばれています。
馬の群れを総称して「アドゥ」といいます。
馬を放牧している遊牧民を特に「アドゥチン」といいます。
ちなみに労働者を「~チン」、家畜を「マル」といい、遊牧民を「マルチン」といいます。
乗馬ライディングの馬たち
【たびびとのたまご】が乗馬ライディングで騎乗する馬たち
【たびびとのたまご】が乗馬ライディングで騎乗する馬たちはそのツーリストキャンプ地で育て・管理・調教をしている馬です。
他でよくみかけるようなツーリストキャンプ地の所有ではない馬を利用していません。
ツーリストキャンプ地のスタッフである遊牧民たちが大切に育てている馬たちです。
朝早く、放牧場所から馬たちのその日の体調などを確認し、よい馬を集め、ツーリストキャンプ地に連れてきます。
120~150頭程もいる馬たちの性格や行動などを熟知しています。
人を乗せて、きちんと乗馬ができるように調教し、心をこめてお世話をしています。
その中から選ばれた馬たちとともに乗馬ライディングに出発となります。
乗馬ライディング終了後、馬たちは、また放牧され、広い大草原で大切に飼育されるのです。
春先は親子連れも多くいます。仔馬と母馬は乗馬ライデイングには参加しません。
また気性の勝る種牡馬も乗馬ライディングには向きません。
穏やかで素直、おとなしく、調教された去勢馬「モリュ」が乗馬ライディングに適しています。
【たびびとのたまご】ではより安全に安心して皆様に乗馬ライディングをお楽しみ頂くため、現地スタッフ・遊牧民とともにたくさんのモンゴル馬たちを大切に育てています。
馬がいやがること してはいけないこと
馬の近くで急に動く、大声をあげる、大きな音をたてる
馬に後ろから近づく、右側から近づく
馬のおなかの下をのぞく、耳をさわる、しっぽをさわる
馬をむやみになでる
騎乗中に服を着脱する、ものをおとす、なげる、ものをだす、しまう、大声をだす、
勝手に走らせる、慣れないものに近づく、むやみになでる、たたく、飛び降りる