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株式会社 エリアトラベル(たびびとのたまご)
営業日と営業時間
月~金 9:30~18:00
土曜日 9:30~18:00 (通常営業はお休みです)
日曜・祝祭日は休業日です。
※ご旅行についてご来社を希望される場合は、必ず事前にご連絡下さい。

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モンゴルミニ情報

目次

モンゴルミニ情報

モンゴルの国旗

モンゴルの国旗に用いられているカラーは赤・黄色・青の3色。
赤は進歩と繁栄を、黄色は永遠の愛と友好を、青はモンゴルの伝統的な尊敬の色でモンゴル国民を表わしています。黄色の紋様はソヨンボと呼ばれ、幸福を示す炎、宇宙と永遠を示す太陽と三日月、大地に向かう槍と矢じりを意味する2つの三角形、正義と正直さを表す2つの長方形、それに魚を示した巴模様から構成されています。ちなみにモンゴルでは魚は目をつぶることなく我々をいつも見守っている(国民を見守る)と考えられておりよくモチーフに使われます。

モンゴルの馬たち

モンゴルでは去勢馬『モリュ』は騎乗のために調教されます。乗馬ライディングでもこの「モリュ」に騎乗します。子供を産み乳で育てる雌馬「グー」は騎乗馬としては使用せず、大切にされます。この乳から馬乳酒などを作ります。馬群のリーダーは種牡馬で「アズラガ」と呼ばれています。馬の群れを総称して「アドゥ」といいます。馬を放牧している遊牧民を特に「アドゥチン」といいます。ちなみに労働者を「~チン」、家畜を「マル」といい、遊牧民を「マルチン」といいます。

モンゴル馬具

イメール 鞍

木製の土台は朱色に塗られ、座る部分には薄手の敷物が貼られています。銀の装飾などもあります。立ったままの作業がしやすいように鞍の前後が高くなっているのが特徴です。

タシュール 鞭

棒状の木製。シラカバなどが使われています。革製の輪っかが付いていて手に掛けられます。先端も革が巻かれています。大人用は長いものが多く、子供用は短いものとなっています。

チュルド:放牧中の馬や牛が勝手に遥か遠くに行ってしまわないようにするための足枷のこと。革製でいろいろな形状のものがあります。

ハザラ ハミ

馬の口に加えさせる金具=轡(ハミ)とハミを固定する用具のこと。ハミの金具と革などでつくられています。銀装飾のあるものも。競馬などで上位入賞した馬には額のところにメダルや布などをハザラにつけて飾ったりします。

オルガ

馬捕り用の竿ことで長い柳の竿の先に革紐で輪をつけてあります。騎乗して片手にオルガを持ち、目的の馬の首に輪をひっかけたぐり寄せ捕まえます。遊牧民にとり神聖なオルガは足に引っかけたり踏んだりしてはいけないものです。その上をまたぐことも厳禁です。

ホソール

ヘラのような形をした木製の馬用汗取り具です。馬の毛並みを整えたりするのにも使います。 馬体に傷がないかどうかもわかるそうです。ブーツの脇にさしたりして携帯もします。お土産用に彫刻のあるものなどもあります。

ドローン

騎乗の際に足を置くためのもの。革紐などで鞍に固定されます。騎乗の際は革紐で足の長さにあわせて調整をします。軽くつま先をおきます。

モンゴル料理

ツーリストキャンプでの食事では牛肉料理が主流ですが、伝統的なモンゴル料理では羊肉がよく使われています。細かく刻んだ羊肉と玉ねぎを小麦粉の皮で包み蒸したボウズや蒸さずに平たい形で揚げるホーショールなどが有名です。
まるまる1頭ごと羊を使い、焼き石とともにつくるホルホッグはおめでたい時に。
ツォイワンは焼うどんに似ています。羊肉と野菜のスープもおふくろの味。

夏季は乳製品が多く、冬季は保存した肉を使うことが多くなります。
旅行中もモンゴル料理がでることも。

草原ハーブで育ったモンゴルの羊肉。牛肉や豚肉よりおいしいとのご意見も。
大自然素材のモンゴル料理をぜひお召し上がりください。

馬乳酒

出産を終え子育てする母馬から馬乳を搾乳し、革製の袋にいれ、棒(ブリュール)で日々攪拌していきます。3000回以上も攪拌し発酵をすすめます。季節限定アルコール度数2-3%の馬乳酒の出来上がりです。ビタミンを多く含み子供からお年寄りまで全員の楽しみでもあるようです。ちょっと酸味の強いヨーグルト風。都会に住む人もこれを求めて田舎に帰るほどです。

ごちく

ごちく。モンゴル遊牧民は家畜とともにある生活をしています。その財産でもあり大切な家族でもある家畜のうち特に多く飼われている家畜を五畜といいます。ヤギ・羊・馬・ラクダ・牛です。羊は人口の6倍以上飼われているといわれています。その他にヤク(ジャコウウシ)、鷲、トナカイなどを飼う遊牧民がいます。

砂漠のふね

ラクダにはひとこぶラクダとふたこぶラクダがいます。モンゴル・ゴビ地域に生息しているのはふたこぶラクダです。こぶは脂肪でできており、たっぷり蓄えると1コブ50kgを超えます。この蓄えた脂肪を熱量に変えることで、10日近く何も食べなくても動くことができる不思議な動物です。コブは脂肪が消耗するとだんだんと小さくなっていきます。脂肪がなくなると横に垂れてしまってくることも。ラクダ毛は保温性が高く、軽く、やさしい感触で日本でも衣料品として有名です。ふさふさした冬毛は体全体を覆い、寒暖の厳しい砂漠地帯での生きる機能を備えています。自由に開閉することのできる鼻の穴や長く密なまつげで目を守り、砂漠地帯でも踵のような角質化した広い足裏を持っているので、ほかの動物のように砂塵に負けることもなく砂に足が潜ることもなくすいすいと進んでいくことができます。そのため砂漠の舟ともよばれ古代より砂漠の旅のともとして欠かすことのできない大切な家畜となったのです。

まんてんの星

地平線から天上まで圧倒的な数の星々がきらめくモンゴルの夜空。地球は宇宙に浮いているんだなあと実感。
天の川は大河のような流れをみせ、流れ星が弧を描き、ゆっくりと進む人工衛星も肉眼でみることもしばしば。星がありすぎて星座を探しだすのに一苦労です。1光年は約9兆4600億km。1秒間に約30万kmも進む光。何百光年もはるか彼方の星の光。その昔光った星の輝きが時空を超えて地球に到達。壮大な叙事詩の世界が広がっています。

ペルセウス流星群

ペルセウス座方面を中心に、放射状に星が流れる「ペルセウス流星群」は、毎年7~8月中旬にかけて活動。8月12~13日の夜に最高出現となり、ペルセウス座を探しだすことをしなくても、空全体に多くの流星があらわれます。その流星群の正体は、135年の軌道周期をもつ彗星(スイフト・タットル彗星)の軌道上の落し物。天空に現れる壮大な時間のながれを大自然モンゴルでお楽しみください。

おみやげ

民族楽器馬頭琴のミニチュアやカシミア製品、フェルト製品などが人気です。最近は自然食品の岩塩も。雄大な大草原をモチーフとした切手や絵ハガキも豊富です。でも一番のおみやげは思い出かもしれませんね。

ゲル

ゲルはモンゴル遊牧民の家です。
フェルトと木の骨組みからなる組み立て・持ち運びができる遊牧民ならではの可分解移動式の住まい。

柱(バガナ)で天窓枠(ウルフ)を支え、木の骨組み枠(ハナ)と屋根の棒(オニ)、扉(ハラガ)で囲い、フェルトで覆い、馬の毛のロープで固定。

天窓(トーノ)に煙突(ホラン)をつけ、中央にストーブ(ゾーフ)を置きます。

遊牧民にとって大切な家(ゲル)。
冬季はフェルト重ねたり、夏季はフェルトの裾をまくったりして、寒暖調整ができるエコ住宅。
大人4~5人で1~2時間ほどでゲルを組み立てることができます。

古代生物 恐竜

アジア最大の肉食恐竜と推測されるタルボザウルスや恐竜の卵などが多数発掘されているモンゴルは世界でも注目の的です。今現在も発掘調査が行われています。約2億5000万年前~約6500万年前もの昔、恐竜がお散歩していたかもしれないモンゴルをお散歩してみませんか?白亜紀から忽然と姿を現してひょっこり出会えたらいいですよね。

民族衣装デール

モンゴル民族衣装デール。男女の区別はほとんどなくボタンの数が違う程度です。左サイドが前にくるように合わせ、右肩側でポタンを止めます。帯(ブス)を巻きます。デールの下にはズボンやシャツ・セーターを着ています。夏季は木綿などの薄手の布地が多く、冬季には羊の毛の裏打ちや綿入りの布を使い寒暖調整。草原で休む時は敷物にもまた掛物にもなり、騎乗もしやすく簡単に着られ遊牧生活にぴったり。フェルト製や革製のブーツや特徴のある帽子も必需品。普段着には綿製の丈夫なものが好まれます。お祝ごとには華やかな刺繍のあるものや絹製を用い、銀製の装飾を施したりします。

交通&道路

モンゴルは右側通行。日本とは逆です。近年車も急増し、市内では渋滞も起こるようになってきました。車中心の社会。歩くときは気をつけて歩道を行きましょう。車が優先ですので、横断歩道で人が渡るときでも渡りづらいときも。慌てず必ず左右を確認して、さらに気をつけて渡りましょう。郊外で家畜が道路を横断しているときは家畜が優先です。家畜をせかすことはしません。遊牧民ならではのルールも旅の思い出に。

ホーミーの音色

ホーミーは低音と高音を同時に発声される歌です。遊牧民の生活から生まれた伝統的で独特な歌声は草原によく似合います。その素晴らしい歌声を出すためには呼吸法などの訓練が必要とされますが、民族音楽としても広く慕われています。

馬頭琴

馬頭琴(モリンホール)は木製の胴のある弦楽器。楽器の頭部が馬の頭部に彫刻され、弦や弓には馬の尻尾の毛が使用されている遊牧民族の伝統楽器です。日本でも有名な”スーホーの白い馬”で描かれている遊牧民とその愛馬の物語を背景に秘めているといわれ、草原の喜怒哀楽を表現する素晴らしい弦楽器です。

オボー

オボーは道や丘などの大切な場所にみられる石や家畜の骨などを積み上げた塚のようなものです。ハタクと呼ばれる青い聖布を巻かれたものも多く、日本の道祖神や北欧諸国のケルンに似た地域アミニズム原始宗教のなごりといえそうです。旅の途中でオボーを時計回りに3回まわって石などを積み、旅の無事を祈ったり、いろいろなお願い事をしたりします。高さ2mを超えるオボーも。

モンゴル人の名前

モンゴル人の姓名の姓には父親又は母親の名前がきます。結婚しても姓名は変わらず、子供にはその父親か母親の名前を姓としてつけます。例えばお父さんがバートル・ドルジの場合、その子供はドルジ・ナラというようになります。自然の現象や願いを込めたものが多く、”スーホー(スフ)”は斧を意味し、力強い斧のようにという願いが込められているそうです。”スフバートル”(斧の英雄)、”ナラントーヤ”(陽の光)といったような名前があります。

ニックネーム

モンゴルで友人を呼ぶ時には、日本と同じように通称(ニックネーム)で呼ぶことが多いようです。
“サランツェツェグ(月の花)”さんを”サラ”、”バーサンドルジ(金曜生まれの指示者)”さんを”バター”という感じです。正式名称だと発音が難しいモンゴル語ですが、通称なら親しみをこめて呼べるかも。

家を継ぐ

日本では一番上の男の子が多いようですが、兄弟姉妹の多いモンゴルでの家の後継ぎは末の男の子。お兄ちゃん達はそれぞれ独立していきます。末の男の子はお兄ちゃん達からもいろいろ学び、両親とともに家族を持ち生活します。年の若い男の子が両親を最もながくお世話できるからという意味もあるようです。

学校

多くの子どもたちは近くの町や村にある学校の寮に入って勉強する寮学校生活をおくります。6~7歳で小学生に。
夏休みや冬休みになると家の近くまで学校の車まで送ってもらったりします。遊牧民の家族が移動していても近くの遊牧民にきくとどこに行ったか教えてくれるので大丈夫です。専門分野の大学も増え、子供を養いつつ働きながら通う学生も多くいます。

イトウ

モンゴルには幻の魚と呼ばれるイトウが棲息しています。別名タイメン。モンゴル各地の大河やロシアとの国境近くに位置するフブスグル湖などにはアベレージサイズで1mを超える大物も。アングラーにはたまらないビッグファイトが期待できます。ノーザンパイクやレノックなども多く棲息。是非挑戦してみてください。

現地通貨でのお買い物

日本円を現地で両替すると、レートがあまりよくありません。出発する前に必ずUSドルに両替することがオススメ。日本円よりUSドルの少額現金のほうが現地での使い勝手がいいです。日本では現地通貨(Tg)トゥグリクへ両替できませんので、使える分だけにしましょう。変動相場制ですが、現地通貨額からゼロをひとつ消した金額が日本円に相当(例えば1,000Tg(トゥグリク)は約100円に相当)とお考え頂くと割と正確です。

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