乗馬ライディングのこだわり
モンゴル馬を知ろう
【たびびとのたまご】乗馬ライディングで騎乗する馬たち
【たびびとのたまご】が乗馬ライディングで騎乗する馬たちは、そのツーリストキャンプ地で育て・管理・調教をしている馬です。
他でよくみかけるようなツーリストキャンプ地の所有ではない馬を利用していません。
【たびびとのたまご】ではより安全に安心して皆様に乗馬ライディングをお楽しみ頂くため、現地スタッフ・遊牧民とともにたくさんのモンゴル馬たちを大切に育てています。
全部で100頭程度~多い時で200頭余りもいます。
人を乗せて、きちんと乗馬ができるように調教し、心をこめてお世話をしています。
その馬たちのほんの一部をご紹介させていただきます。
モンゴルで皆さんをお待ちしています!どうぞよろしくお願い致します。
ほかにもたくさんたくさん仲間がいます。みんなの代表で登場しました!
小柄で足も短いと思うけど・・モンゴルでは皆さんを乗せて活躍しています!
みんな素直で気のいい優しい仲間たち。イヤな事をされると悲しかったり驚いたりすることもあるけど、普段はノモホン(穏やかなのんびり屋さん)ぞろい。
どうぞよろしくお願いします。
馬の毛色は、栗色、白っぽい色、白色、黒色、ぶちなど様々。
なかに、うすい茶色の馬がいます。その馬の中でも背中に一本の黒い線がタテガミから続いている馬は、モンゴル馬(蒙古馬やその祖先である野生馬タヒ)の祖先であるシマウマの血を濃く引いていると言われています。足首あたりにはうっすらと縞模様が残っている場合もあります。
モンゴル馬はモンゴルポニーとも呼ばれる程、小柄で気性がおとなしい馬が多いです。 サラブレット種から比べると体高さが30-50㎝も低く、小柄です。
イメージとして、人(160-170㎝)が馬の横に立った場合、馬の鼻先が人の頭の上に来るのが
サラブレッド種やそれより大きい馬たちで、モンゴル馬は、馬の耳が人の顔のあたりにきます。
おっとりとして動じず、遊牧などの作業馬に適しているといわれています。おっとりしていて、優しく、そしてタフ。
サラブレット種に比べるとのほほんとのんびり気味で、見慣れない人や物への警戒心も少ないです。
細かいことをあまり気にしない、小柄でおっとり。
怒ることも少なく、気性も優しく賢い。作業となればタフで力強い。
遊牧民の指示にもきちんと応える。
“小柄で、のんびりまじめ馬。気は優しくて力持ち。”がぴったりくるのがモンゴル馬たちです。
モンゴル馬は記憶力がいい
馬は記憶力のいい動物だといわれています。
また他の生き物の気持ちを敏感に感じとることもできるようです。愛情を持ってやさしく接していれば、愛情を持って返してくれます。
怖いことをされれば、それを覚えていて、近寄らなくなります。 また馬は言葉の意味を理解しているのではなく、声の音程や調子を記憶して、合図を覚えていきます。
遊牧民が馬を声で誘導することができるのも、馬に記憶力があるからなのです。
広い視野を持っています。
なので、見えないところはよけいに警戒します。
モンゴル馬に限らず、馬は体の周囲のほとんどを視野として持っています。しかし、真後ろ・お尻のあたりは見ることができません。
草食動物の警戒深さから、死角となる真後ろや普段人が乗り降りしない側・馬の右側について警戒をしています。
その方向から近づくと怖さから、近づく物をけったり、かみついたりすることもあります。
視覚内であっても、急に近づく物には怖いので警戒をします。 のんびり屋さんのモンゴル馬も見えないところには常に警戒をしています。
また騎乗している人がガサガサ音をさせたり、むやみになでたり、叫んだりすると、馬がそれに怖さを感じ、急に走り出したり、予測のつかない動きをすることがあります。
おおらかなモンゴル馬も背中の上でゴニョゴニョされるのは苦手です。
馬の死角に入らないように、ゆっくり近づき、ゆっくり去る。
騎乗では馬が安心していられる状況を保つことが必要です。
感情表現が豊かです
馬、もちろんモンゴル馬にも感情があります。馬は集団行動動物でもあります。
兄弟馬はいつも一緒に行動をしたいと思っていたり、集団の先頭が好きな馬もいれば、後方が好きな馬もいます。
馬の耳が立っているときは、その方向の何かに興味があったり、注意を向けていたりします。
いろいろな方向に耳を動かして情報を得ています。
怒っているときや怖い時は耳を伏せたりもします。
低い調子のいななきは、親しい人への愛情とあいさつ。(ぶひぶひいい)
大きくかん高い調子でのいななきは、離れている馬を呼んだり、探したりしています。
(ぶひぶひいいいいん)
興奮しているときは強い調子で(ぶひいっつぶひいっつ)、
突然の痛みやもっと遊ぼうとさそうときは かん高く短く(ヒイン)いなないたりします。
空気を大きく吸い込んでにおいを感じたり、首をたてに何度もふって早く帰りたいと催促したり、戻る場所(家や馬房)が近いことを知らせたりします。前足を掻いて、何かをほしがったり、注意を引きつけたりするときもあります。草原でゴロンと寝転がって背中を草原に押しつけてリラックスすることもあります。
馬も生き物なので、騎乗中でもおしっこやウンチをすることもあります。
そんなときは、少しの間その場所で止まって待っていてあげてください。
馬の表情や感情をはじめから読み取ることは難しいかもしれません。
それでも馬は私たちと同じ生き物です。
愛情を持って優しくしっかりと接していれば、愛情を持って接してくれることでしょう。
遊牧民の大切な家族でもあるのです。
【たびびとのたまご】モンゴル馬
愛情をもって楽しく安全に乗馬ライディング
“騎乗の回数を重ねるごとに馬の気持ちがわかってくるようになる”と遊牧民はいいます。
“馬との信頼関係ができれば、馬も騎乗している人の気持ちをくみ取ってくれるよ。馬は家族なんだから。”“こわごわ冷たく接していれば馬はいうことを聞かないし、反抗もするかもしれない。やさしく愛情を持って接していれば、愛情を持って返してくれるよ。小柄で優しい、そして強い。それがモンゴル馬だよ。”と遊牧民は口を揃えます。
優しくのんびりのモンゴル馬ですが、苦手なことやイヤなことはあります。
馬のいやがることしてはいけないことを守り、モンゴル馬とともにモンゴルの大自然をお楽しみください。
ご出発前にぜひ一度【たびびとのたまご】モンゴル絵本 モンゴル馬と乗馬ライディングをご覧ください。
馬がいやがること してはいけないこと
馬の近くで急に動く、大声をあげる、大きな音をたてる
馬に後ろから近づく、右側から近づく
馬のおなかの下をのぞく、耳をさわる、しっぽをさわる
馬をむやみになでる
騎乗中に服を着脱する、ものをおとす、なげる、ものをだす、しまう、大声をだす、
勝手に走らせる、慣れないものに近づく、むやみになでる、たたく、飛び降りる
乗馬はスポーツです
モンゴルの大自然のなかでの騎馬ライディング。
そのままの大自然が、たびびとをゆっくりと癒してくれることでしょう。
モンゴルの馬は遊牧民にとって重要な家畜であるとともに交通手段であり、大切な家族の一員。
小柄で力強い馬が多く、乗りやすいといわれています。乗馬ライディングにでる際は、まずその馬になれ、仲良くなることが大切です。
指導員の注意を必ず守り、馬に愛情を持って接することが上達への早道です。
乗馬はスポーツで、馬は生きています。危険が全くない訳ではありません。
危険な行為は自分自身だけでなく周りの方の迷惑ともなりかねません。
無理や無茶は禁物。楽しい乗馬ライディング時間をお過ごしください。
(海外傷害保険にご加入されることをお勧めします。)
モンゴルで乗馬ライディングをお楽しみ頂く方のために
【たびびとのたまご】では、モンゴルで乗馬ライディングをお楽しみ頂く方のためにも、ご出発前に乗馬ライディングの注意事項などを記載した別紙をお渡ししています。
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