冬のモンゴル旅行

モンゴルの国境の街ザミンウデまでの列車の旅。あたり一面雪化粧。大雪原の中を列車はひた走ります。ゆったりと列車の旅の醍醐味をお楽しみください。毛布などの寝具も用意されます。
他のたびびととの語らいなども列車ならでは。停車駅では威勢のいい売り子さんの声を耳にすることも。モンゴル特製のお肉がたっぷり入ったホーショールなどのお弁当でのお食事や食堂車がある場合は食堂でのお食事をお楽しみください。
冬の銀河の下、列車はポカポカ暖かです。

ウランバートルから車で約７時間、玄関都市ブルドへ。
さらに２時間半。モンゴル帝国の旧都カラコルム(ハラホリン)遺跡は雪原に忽然と姿を現します。
世界を支え、碑文の台座だったという有名な花崗岩の亀石(亀趺)や1586年にアブダイハーンにより帝国時代の資材を利用して建立された最初の仏教寺院エルデニズー寺院などが残され、往時を偲ばせます。
【たびびとのたまご】では、寺院の歴史に詳しいローカルガイドも同行しご案内しています。当時の鮮やかな品々は、力強く英雄たちが疾駆したモンゴル帝国の歴史を今に伝えてくれることでしょう。

東ゴビ地方に国境の街ザミンウデはあります。運がよければふたこぶラクダに出会えるかもしれません。世界でもモンゴル・ゴビ地方にのみ生息するふたこぶラクダ。モンゴル馬より５０～６０ｃｍ体高がたかく、堂々とした風格があります。
“砂漠の舟”とも呼ばれ、優れた生命能力を持ち、砂漠で生きる遊牧民の大切な家族でもあります。
モンゴルの伝承によると、ラクダは神さまから十二支の動物たちの特徴をもらった動物と言われています。