モモンゴルの最北部の森林地帯“タイガ”のツァータンにトナカイを放牧するツァータン民族がいます。 ゲルとは異なる“オルツ”と呼ばれる移動式住居にすむトナカイ遊牧民です。
ツァータンとは“ツァー=トナカイ”を飼う・持つ人、というモンゴル語の意味があります。 もともとは現在のロシア・トヴァ共和国のトヴァ民族であり、トヴァ語を話します。 モンゴル語とトヴァ語を使います。 トナカイを放牧し、トナカイとともに生活をするツァータン民族は普段はタイガの山岳森林地帯にいます。